風水巷談:目次

4、情報は適切か


今回に関しては、私は情報の取り方が非常に難しく、誰の言うことを信じるか、またバイアスがからずに状況判断できるかが、非常に重要だと思っています。
何故なら、今回はパンデミックの他に、インフォデミックの側面が大きいからです。

デマでパニックを呼び起こしたら、アッと言う間に社会は身動きが取れなくなります。ついこないだの、トイレットペーパー騒動が良い例ですよね。
トイレットペーパー不足になるよ、というのは、1月から言われていました。災害や経済危機の時には、恒例だからです。
でも、もともとが国内生産で、流通とバックヤードのキャパシティの問題であって、定期的に入荷するんだ、と分かったら、すぐに解消しましたよね。


信頼が地に堕ちたWHO

まず、こういう場合に最も信頼性の高い情報をいち早く出す筈だったWHO(世界保健機関)の信頼性が、完全に失墜してしまっています。
かなり多くの人が、WHOは改名して「AHO」にしたほうがいい、なんて言っています。日本人にしか分かりませんけど。
トランプ大統領なんて、完全に喧嘩売っています。


追っていくとWHO迷言集が出来そうな感じですが、あまりにひどいので、WHOの逆張りをやっとけば間違いない、という意見さえ出る始末です。
データ取りに特化するぶんにはいいのかもしれませんが、それだとこんな独立機関で、偏った発言をする人が、表に出てくる必要はありません。
今回の世界での感染爆発は、このテドロス事務局長のミスリードの責任も、かなり大きいのではないか、という気がしてなりません。

もともとWHOは非常に重要な機関だった筈ですが、2007年にマーガレット・チャンが、中国の肝入りで事務局長に就任したあたりから様子がおかしくなりだし、今に至るまでその流れが続いています。
2007年のチャン就任の時には、西太平洋地域事務局長だった日本の尾身 茂氏が、小児麻痺(ポリオ)の根絶を達成した業績を買われ、次期事務局長の本命視されていたのですが、形勢が変わった為か、日本に帰国。

現在、国連の公衆衛生危機対応タスクフォース委員のかたわら、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長を務めているので、皆さんもテレビの会見をご覧になったことと思います。
日本がかなり感染数や死者数が抑えられているのは、この方の提言した施策が、功を奏している面もあるでしょう。
これからどうなるか分かりませんが、海外からの流入を止める水際対策とセットで出来ていれば、クラスター潰しだけで、かなりうまく行っていたのではないか、と言う気がするだけに残念です。


専門家の意見?

ただ、専門家にもいろいろあって、上 昌広(かみ まさひろ)氏なんて、「イタリアを見習ってクルーズ船の乗客を早期解放すべきだ!なぜイタリアと日本はこんなに違うのか。私は経験の差だと思う。検疫は中世のイタリアで始まった。オスマントルコからペストが来るのを防ぐためだ。」2020/02/28
とのたもうていたら、この後、イタリアは感染爆発で、えらいことになっています。
この人、最近も「中国が収束したので」とか言ってるみたいですが、うーん、本当に収束したのかなあ、第二派、第三派が来ないとも限りませんし。

どこの国も同じだと思うのですが、ここまで蔓延した感染症となると、
「収まったね」→ストレス溜まったのでドッと外出→単なる小康状態なので第二波が来る→「今度こそ収まったか」→外出→第三波が襲来、となる可能性が否めません。
エリオット波動理論だと、第五波までいかないと峠を越えないことになっていますが…。

岩田健太郎氏とか、著書は確かにすごいです。なんだか変わったキャラに見えたので、わざわざ著書「感染症999の謎」を買ってみましたが、さすが「人間よりもウイルスとコミュニケーション取るほうが得意」と言われる方だけあります。ものすごい詳しさです。
でも、感染症対策って、社会施策とセットで考えないと意味ないので、医療リソース無視で検査検査と訴えても、できるわけがありません。

尾身氏以外の専門家って、だいたい検査の強化を主張してる人が多いようです。
それは、全員検査できればいいのでしょうけど、このウイルスの感染力の強さでは、全員を毎日検査しないと、あんまり意味無さそうな。

無症状でも感染してる場合があるからと、感染してない健康な人が検査に行く。

陰性だったので安心したけど、検査に行った為に感染している

陰性だと思っているので、出歩いて他人に感染させる

なんだか具合が悪くなってきたので、また検査に行って他人に感染させる

以下ループ


こんなことになったら、どうするんでしょう。
IPS細胞の山中伸弥氏も、ホームページを開設して情報発信されていますが、最初3月31日ににアップされたページは、「5つの提言」でした。

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信


まとめサイトとしては至極まっとうではあるので、読むのは構わないと思うのですが、私は今回に関しては、専門家がみんな、検査を主張する人が多いのに違和感を感じています。
それに山中氏って、iPS細胞備蓄事業の助成金打ち切りが関係あるのかないのか、「孫正義育英財団」と関係しておられます。
孫正義が、新型コロナ100万人のPCR検査計画を言いださなきゃ、ここまで勘ぐることも無かったんですが、まあ反応が悪かったので2時間で撤回、という変わり身の早さはよしとしましょう。

検査の必要性に関しては、各人いろいろ意見はあると思いますが、もう今の状況だと、「人間いるところコロナあり」を前提で動いたほうが、早いと思います。
陰性だったから安心というわけではないので、検査数と感染確認者数(感染者数ではない)を増やしても、あんまり意味ないと思うのです。
もちろん、症状のある人には速やかに検査して欲しいですが、日本は重症化率が圧倒的に低いし、蔓延はもうはっきりしているので、その上でどう動くか、という問題になるのではないでしょうか。

あんまり普通の話ばっかりしててもつまらないし、今回は人類未曾有のウイルスに直面ということで、まずは標準的な情報源、ついでにやや変わった情報源も貼っておきます。
症状に関しての話は、前章「新型コロナウイルスの特徴は?」で貼ったので飛ばします。



データ系の情報源とかその他いろいろ

Coronavirus disease 2019 (COVID-19)
Situation Report ? 76

コロナ感染 世界マップ

新型コロナウイルス特設サイト チェック済み情報まとめ(海外編)

BS1スペシャル「ウイルスVS人類~未知なる敵と闘うために~」(2020年3月20日)
とても面白かったのですが、現在、見れなくなっています。

10分でみる 感染症の歴史 家畜のはじまりからパンデミックまで(2020年3月13日)


テレ東NEWS 人類VS感染症 果てなき戦い(前編)

テレ東NEWS 人類VS感染症~人類の逆襲は~(後編)


※特にテレ東の特番2本はとても面白いので、超おススメです。
計1時間の動画の中に、すごい量の蘊蓄が詰まっています。


とにかく、武漢ウイルスに関しては奇々怪々な話が多く、専門家の間でも大きく意見が分かれ、一般庶民には判断のつきづらいところです。
しかし実感として一番大きいのは、あの中国が抑えきれないパンデミックになると見て、なりふり構わず都市封鎖までした、という現実があることです。

中国発表の感染者数&死亡者数なんて、本気で信じてる人が居たら驚きますし、病院を特急で作った?病院に鉄格子がはまってた?高性能焼却炉を大量に作った?など、いろんな話が聞こえてもきます。

しかし私は、この後の章で述べる理由により、日本のどの県で感染者が出たの出ないのなんて、ほとんど気にする必要は無いと思っています。東京や大阪の大都市は、仕事の関係があるので大変だとは思いますが、この際、今までとはいろんな事を考え直す機会かもしれません。



ブラック・ジャーナリズム

ここで、たぶん大手の公式メディアには絶対に出ないであろう、「ブラック・ジャーナリズム」というものを紹介します。別名では陰謀論なんて言われるものですね。
もしこの動画が消えた時には、下のワードで検索して下さい。各国語で字幕がついたものが拡散されていますし、つべ主が一部取り込んで、解説している動画もあります。
(あんまり拡散したくないので、画像にしています。直リンはしていません)

 
 


陰謀論とか普段考えない方が見たら、ひっくり返るような内容ですが、このカウボーイハットのおじさん、2017年のインタビューの仕事を最後に、姿を消してるんですよね。
2017年の仕事にしても、果たしてその時に録音されたものかどうかは、分かりません。

ここで肝心なことは、最初の動画が2010年にアップされているということで、検索した時には、確かに2010年にアップされた(というタグがついている)動画がありました。
それではこの動画が、後半のロズウェル事件なんかの部分の評価は別にして、真実かというと、状況的に少し怪しい部分もあります。

なぜなら、現在のグー〇ルやよう□べは、完全にトップが中国傘下に入ってしまったようで、今は中国や韓国批判の動画は収益化からはじき出されたり、削除されたりが始まっています。

私のよく見る保守系チャンネルなんかは、このところ、あれ?音声がおかしいな?私のパソコンのオーディオドライバが不調なのか?とあれこれ調べました。そしたらパソコンの不具合ではなく、動画が削除されるのを回避する為に、どうも製作者側が細工してるようです。
「そもそもですね……って海図すら持ってないんですよ、日本が……を併合した時に、……の領域を」「尖閣にですね、……が来た時に、……に申し入れたんですが、……の返事は」という具合です。

得をするのは誰か?

そんな中で、こんなアブナイ動画がこれだけ拡散して存在する、ということは、この動画は誰にとって都合がいいか、ということです。
サイト作りに関わっていれば分かると思いますが、投稿日のタグなんて、書き替えは簡単です。
真実かもしれませんし、そうでないかも知れません。でも、動画拡散して騒いでる人、そのあたりを考えたほうがいいと思います。信じるも信じないもあなた次第…ではありますが、情報戦は厄介です。削除した振りして、また復活する、なんて芸当やっても全然不思議ではありません。
カウボーイハットの正義の味方の熱血漢ぽいオジサン使うとか、なかなかニクイですよね。

私なんかは他人の土俵で相撲取るのが大嫌いなので、SNSもやりませんが、その代わりに自分でリスクも負うわけです。もしアマゾンその他を使う場合でも、それだけに依存しないと生きてゆけない、という体制は取るべきではない、と思っています。
これは他の業種についても言えることで、中国依存、海外依存も、考え直すべき時が来ているのではないでしょうか。

5、現在の状況は?日本篇


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