ビギナーの為の風水学：目次

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運命は平等か？

あなたは、運命とか宿命を、公平なものだと感じていますか？
どうも肝心な時に、ツキに見放されているように感じたことはありませんか？愛情問題で地獄の苦しみを味わったり、金銭的に追いつめられたり、精神、肉体の健康を損ねてはいませんか。
そして、家庭環境、経済力、生まれながらの能力、容姿を含めて、与えられた運命が、誰にとっても公平なものだと思っていますか。
生まれてから今日まで、いわれのない苦しみを味わったことはありませんか？

いや、運命とは自分で切り開くものだ、という人もいます。確かに、ある面ではそうです。しかしその、努力して実りを得るための能力、環境にしても、おおいに個人差があるとは思いませんか？

個人差ばかりではありません、現代に生きるあなたは、地球上にさまざまの国、さまざまの生活があることを知っています。
もしもあなたが、ちょっとした運命のいたずらで、アフリカ大陸に生まれていたとしたら、同じ努力が報われると思いますか？
逆に、中近東の石油産出国の権力者に生まれていたとしたら？
人間は生まれながらにしてみな平等だ、とはとても言えないと思います。
この差は、どこから来るのでしょうか。

私たちは学校で、「平等」ということ、そして「公平」ということを習ったはずです。
大人と子供、男性と女性、若者と年寄りに同じ重量の荷物を背負わせたら、それは平等ではあっても、とても公平とはいえないでしょう。
じつは、運命、宿命というものは、その原理を冷静に細かく分析してみると、平等ではなくとも、このうえなく公平なものなのです。しかし、こう言われても、すぐには納得がゆかないかもしれません。

いささかお説教めいてしまいましたが、これから皆さんと一緒に学んでゆく、風水を中心とした東洋運命学は、必ずその答えを解き明かしてくれます。
なぜ、自分はツキに恵まれないのか、なぜあの時、ちょっとしたはずみで不幸への第一歩を踏み出したのか。
その答えに本当に得心が行くようになったころ、あなたの運命は違った展開をみせているはずです。

洋の東西を問わず、運命学にもさまざまなものがありますが、その中でも風水という分野は、実用性という点では群を抜いています。
他の多くの占いの類が未来予知を中心とするのに対して、風水という学問は、後天的に運命を切り開くことにかけては、非常な力を発揮するのです。
それは、歴史をひも解けば分かることですが、中国人の徹底した実用主義により、戦乱の中を生き抜くための実際的な武器として磨きぬかれたものだからです。それが今日では、人生をよりよく生きるための、生活に密着した、より実用的な学問としての地位を築いているのです。

このサイトでは、訪れる方全員が、必ず何らかの利益を得、また悩みが解決できるよう、支援することを目標としています。筆者の長い経験と蓄積が、それに役立つことを確信しています。
しかし風水学では、結果が出るまでには一定の原則があります。一緒に学びながら、一歩づつ進んで行きましょう。焦らずに、楽しみながらお付き合い下さい。

ＴＡＯ（タオ）

このサイトの使い方

皆さんはたぶん、自分の本命星ぐらいはご存知だと思います。九星占いや方位学で二黒土星とか七赤金星とかいうあれですが、知っていると思っていても、必ずもう一度確認してください。
本サイトでは、できるだけ精度の高い情報を提供したいと思っていますので、九星それぞれを、更に誕生月によって分けています。同じ九星であっても、誕生月によってはかなりの違いがあります。

注意することは、月の変わり目が一般の太陽暦とは違うことです。特に月の境目に生まれた方は前月が誕生月になる場合が多いので、必ず確認してください。
月の境目とは節入り（せついり）といい、毎年、毎月違います。必ず何時何分まで確認してください。

サイト内にはいろんなコンテンツがありますが、メインは、風水学講座です。三部に分かれており、「天の巻」は運命学の一般論、「地の巻」は陽宅風水で、いわゆる家相です。
「人の巻」は引越しや旅行など、移動の方位の吉凶を見る、いわゆる「気学」「方位学」です。

本格的な風水学の講義では、基礎知識が一つ欠けても致命的な判断ミスを招くため、本来は体系的な勉強が必要です。しかし、当サイトではインターネットの特性を踏まえ、どこから読んでも差し支えのない構成にしています。
途中からでも、どんな読み方をなさっても結構です。そのままで使える「風水暦」もあります。
一見、風水学とは関係のなさそうなコンテンツも沢山ありますが、これも理由があってのことです。
作者は占いに頼る人間を作るのではなく、自分で考え、自分の足で立つことが一番大切だと思っています。その為、常に占いに依存して何かを決めるのではなく、風水学を、自分の足で立ち上がる強さを育む為に、使ってもらいたいと思っています。
それは、生活の中のいろんなシーンに、風水学の具体的なノウハウだけでなく、その基礎概念、理念を見出してこそ、出来ることだと思っています。

しかし、当面、自分で解決できない悩みをお持ちの方、自分個人について詳しいデータを知りたい方は、通信鑑定をご利用下さい。サイトの内容だけでは物足りないので、きちんと体系的な勉強をしたい方には、年に二回だけ、通信講座の募集をしています。

なお、このサイトは筆者が過去の蓄積を元に、全く独自に立ち上げたものです。ところどころ、宗教がらみの記述も出てきますが、理由と必要があってのことです。特定の団体、宗教とは一切関係ありませんので、その点固くお断りしておきます。

（1998年記述）