みんなの風水:目次

あなたのボスはどのタイプ?



このサイトを見に来ている方には、20代、30代の男性が多いことでしょう。
まだ、部長、社長という立場の方は、ごく少ないのではないか、と思います。

もしすでに、企業のトップという方があれば、これこそ幸いというもの、力を入れて読んで下さい。
あなたは自分が、部下にとって、どんなボスであるのか、あなたの姿はどんな風に映っているのかを知る、絶好のチャンスです。
ここでどんな風に描かれていたとしても、焦ったり、怒ったり、がっかりする必要はありません。
一つ、フレキシブルな右脳でもって、客観的に自分の姿を受け止めてください。
その上で、風水を駆使して、よりよい方策を練れば良いのです。
意外と簡単ですよ。

あなたのボスがどのタイプなのか見るには、オフィスの構成を見る必要があります。


◆一つは会社の建物全体から見て、社長室がどの方位にあるか?
◆もう一つは、一つの部屋の中でどの方位にボスのデスクがあるのか?

ここは分かりやすく、あなたと同じ部屋で仕事をしている、直接の上司を判断してみることにしましょう。

方位の決め方は、普通の住宅と同じです。
見取り図に、各人のデスクの位置と座る向きを書き込み、中心を決めたうえで、八方位に分ける境界線を引いてください。

オフィスと住宅の違いは、水場の位置の比重です。
寝止まりする住宅の場合は、出入り口と水場が同じぐらい重要ですが、オフィスの場合、水場はよほど不潔になっていない限り、それほど心配する必要はありません。
出入り口と窓は重要です。これは、応対術の方で詳しく述べていますので、まだの方は読んでください。
この章で吉方位に書かれていても、応対術から見て出入り口や窓との関連が不利な位置でしたら、その方位の悪い影響が強くなります。

※ここまでの関連ファイル
太極を求める(中心の決め方
応対術・交渉を有利に導く位置


太極(中心)

一般の住宅では、太極が部屋になっていることは少ないものですが、オフィスの場合には、重要な人のデスクが位置することがあります。
中心に、中心となる人のデスクがあるのは、いちおう吉です。自分が中心となってものごとを推し進めていく、とても積極的なタイプです。
しかし、自分の左側と真後にどんな人物を置くかによっては、差が出てきます。
特に左側にいる人の言動に左右されやすく、真後にいる人には神経を使います。これが自分の信頼する人物であれば良いのですが、何となく馴染めない人物ですと、いっそうその傾向が強くなります。
配置換えや、パーティションで仕切る、観葉植物などで柔らかい心理的クッションを作る、などの工夫をすれば、良いボスになれます。


坎宮(北)

凶方ではありませんが、向きによって多少違いが出てきます。
東向き、南向きに座っている場合は、学者肌でものごとを細かいところまでコツコツ詰めて行く、丹念な仕事のできる人です。たまに意外なひらめきを見せて「さすがだな」と思わせます。
西向き、南東向きの場合は、物静かだが人当たりの良い、信頼感の持てるタイプです。ただしちょっと線が細く、物足りなさが残るかもしれません。
北東、南西向きの場合は困りもの。どうも鈍感で飲み込みの悪いところがあります。愚痴っぽいのも特徴。
北西向きなら少々頑固ですが、落ち着きのある、地味でも頼りになる上司です。ただし行動が遅いかもしれません。
北にいて北向きというのは、考えただけでも暗くなっちゃいますね。うつむいて涙ぐんでるところしか想像できなくてごめんなさい。(こんな会社があったら怖いですけど)


艮宮(北東)

部下に裏切られ続けるという運命が待っています。働いても働いても実りがなく、ついにはリストラの筆頭に。
ここにいるのが経営者で、傍に出入り口があったりしたら、会社の存続さえも危ういですね。有能な社員は入っても入っても止めていくし、未収金は増えつづけ、良いことなし。
ただし、全体の風水相が良い場合に限り、一時的にデスクを置いてみると、停滞していた物事を打ち破るきっかけが作れます。もちろん、この方位が吉方になる時期に限りますが。
しかしこれは、超高難易度の技ですから、本当に倒産覚悟という状況ででもない限り、おすすめしません。


震宮(東)

このボスはちょっとそそっかしく、一本調子で前に進むことしか考えられない人でしょう。
良く言えば積極的で真っ直ぐな人ですが、悪く言えばシンプルヘッド。ポンポンものを言うので、ギックリさせられることがありますが、腹黒いところはありません。
マスコミ、情報、電気、通信関係だったら良い部分が生かされます。ただし、挫折もアッという間。
良いブレーンがついて堅実な経営ができれば、この人の企画力とアイデアマンぶりが良い方向に生かされます。宣伝力もなかなかのものです。


巽宮(南東)

営業力は抜群でしょう。人当たりが良く腰が低いので、外面は良いのですが、意外と内面の悪い面も。
この位置は、中小企業であれば、代表者の位置としては北西についで吉です。
ただ注意が必要なのは、世間の信用を大切にするあまり、その度が過ぎると八方美人になってしまい、かえって心からの信頼が得られなくなってしまうことです。
もし本命星四緑木星の人が、この位置にあってそういう自覚症状があるなら、ここは避けて、南か東に位置を変えた方が良いでしょう。
大企業であれば、ここは社長よりも営業マン、専務、常務などが位置するのに向いた位置です。


離宮(南)

ここも代表者にとってはわりあい良い位置ですが、ちょっと短気で怒りっぽいのが困りもの。しかし、知的なこと、芸術的センスの必要な業務には最適です。
現代的センスが抜群で、見通しの利く人ですので、社会的に目だった業績を残せます。文才もあり、官公庁相手の取引にはプラス作用が働きます。
しかしいったん運命の歯車が狂うと怖いのも、この方位の特徴です。一番毀誉褒貶が甚だしい位置なので、ここに位置する人は、行動に十分注意を払いましょう。
傍にいる補佐役、ブレーンによって、大きく差が出るでしょう。


坤宮(南西)

とても働き者なのにどうもパッとしない、気の毒な上司です。
部下に対して権威がなく、どちらが上司か分からないような場面も。
マメで誠実なのに、周囲にはそれが当たり前になってしまい、縁の下の力持ちといえば聞こえは良いが、誰も気づいてくれないなんて、あんまり。
使い捨てでポイなんてひどい、と思い当たったら、すぐに引越しましょう。
それもダメならせめて、東か南、北西のうち、自分の相生の方位に向きを変えてみると、改革のきっかけが掴めるかも知れません。


兌宮(西)

とてもフランクで楽しい上司です。
ボスとしては一番気楽で御しやすい人ですが、仕事よりも遊びや趣味の方に傾きがちかも。陰からうまく操る実力者がいると、操り人形になっちゃってるかも、しれませんね。
公私にわたって悩みを聞いてもらったり、一緒に飲みにいったりする分にはとても付き合いやすい人なのですが、きつい仕事をやり遂げるには、イマイチ呼吸不足。ちょっと貫禄のなさを感じるかもしれませんね。
しかし、この人の営業力は相当なものですから、接待や説得の必要な時には、他の人には真似のできない才能を発揮します。第六勘が働く点も、見逃せませんね。


乾宮(北西)

代表者の位置としては最高です。中枢的な役割を担って事業を推し進めていくバイタリティー、強気の方針がことごとく良い方に作用して、名実ともに絶対的な権力者になれるでしょう。
しかし、あえて難をいえば、もともと頑固な人だと、その頑固さがいっそう増して、部下にはちょっととっつき難い感じを与えるかもしれません。
もう一つは、この人は運気の悪い時に投資に手を出すと、致命傷になりかねません。
性格的には、真面目一方で面白みのないほど堅い人と、もう一種類は、ちょっと奇妙な性癖があったり、ギャンブル好きの人があります。
仕事でもプライベートでも、ギャンブルには手を出さないことが肝心です。

以上は、代表者がこの方位に位置した時には、こういう影響が強くなるということです。
また、九の宮全てにそういう書き方はしていませんが、その人の本命星にも共通して言えることです。参考にして、こっそり楽しむか有効に生かすかは、あなた次第です。

各宮に該当する本命星は次の通りです。
太極=五黄土星
坎宮=一白水星
艮宮=八白土星
震宮=三碧木星
巽宮=四緑木星
離宮=九紫火星
坤宮=二黒土星
兌宮=七赤金星
乾宮=六白金星


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