いちばん、いちばん、いちばん先に、一人暮しで無くなっては困るもの。
もちろん、お金ですね。でも一人暮しはお金が無くなりやすいのです。
「いや、二人暮しでも何人暮らしでも、お金はすぐになくなっちまうよ」って?
いいえ、そうではなくて、一人暮らしでお金がなくなりやすいのには、理由があります。
だから、先にそれを知っておいて、予防しましょう。
あんまり、自動契約機のカード貯め込んだり、会社に知らない人から電話がかかってきたりするのはうれしくないもんね。
まず、お金の出入りを見るにはポイントがあります。最近はこれも有名になったから、わりに知ってる人も多いでしょう。それは西の方位と関係があります。
女性専科の「恋愛運と金運を呼ぼう」も見てください。かなり共通項があります。
でもなぜ、一人暮らしに的を絞ったかというと、ワンルームの場合、西向きの窓が非常に多いからです。これは問題です。大きなマンションを見てみると、まず、南や南東にベランダを取れる部屋を、ファミリータイプに当てます。そうすると、残りは東向きか西向きの部屋です。
ワンルームの部屋というのは、だいたい長方形と相場が決まっていて、単純な作りですから、玄関が東ならベランダが西、犬が西向きゃ尾は東です。
そんな暢気なこと言ってるヒマはなくて、これではどっちを向いても、西が開いていて、お金が逃げていってしまう風水相なのです。
じつはこれは、全体として見れば、そんなに致命的に悪い部屋ではないのですが、ことお金に関しては、今月は残るかな、と思っても何だかまたお金の必要なことが出来てしまって、使いすぎ、赤字、という繰り返しになりやすい部屋なのです。
自分の住まいを、磁石を使って、もう一度よく調べてください。
もし向きが少しずれていて、玄関が北東だったら、すぐに引越しの計画を立てましょう。その時は、必ずこのサイトの風水暦を使って、長距離・移転に適した時期と方位を探してください。
北東の玄関の場合は、修正はききません。出て行く時には本当に無一文になっているか、運の悪い人は入院なんてことにも……。
脅かしたくはありませんが、鬼門の玄関は怖いのです。
とにかく、東が玄関かベランダで開いた部屋だったら、すぐに対策を練りましょう。そんなに難しい方法ではありませんから。
西がベランダ、窓だったら、必ず、お金を惜しまずに、厚地のカーテンを買いましょう。
なるべく隙間のないように、上下左右余裕のサイズの、完全遮光カーテンにしましょう。
みんな、カーテンなんていちおう掛かってればいいや、なんて軽く考えていますが、こと一人暮しに関しては、非常に重要なアイテムなのです。
その1……西陽が当たると、とても物が痛みます。
ウールの服、皮革製品、もちろん食品、その他モロモロ、アッというまに色褪せ、使い物にならなくなります。
電気代も嵩みます。真夏に仕事から帰ってきて、部屋のドアを開けた途端、あまりの蒸し暑さにウッとくることが多いでしょう。傍に高い建物があって直接陽が当たらなくても同じことです。西の熱気は避けられません。
その2……あなた自身、明る過ぎて寝不足気味になってはいませんか。
あまり暗くすると寝坊するので、薄いカーテンにしているという人もありますが、夏は早朝から明るくなりますから、これではたまりません。
寝すぎるのでしたら目覚まし時計をいくつも買いこんで、眠れる限りはぐっすり眠った方が得策だと思いますが。
健康の源は、とにかく睡眠です。快食・快眠・快便の一つを失うと、バイタリティは発揮できません。
従って、この一人暮しの金欠病から脱出することは心もとなくなります。
その3……さっき言った、風水的な意味で、お金が溜まらないことです。
せっかく予定を立てて、もっと良いところに引越ししようと思っていても、予定外の出費が続いて、吉方移転もいつのことやら。
出来るようになったらやろうではなく、今すぐ、カーテンを注文しましょう。
といっても、家事にうとい独身男性などは、どこでどんなカーテンが売っているのやら、見当がつかないでしょうから、少し紹介しておきましょう。
デパートの家具売り場などに行けば、どんなものでも注文できますが、眼の玉の飛び出るような値段です。ダイエーなどスーパーなどでも結構いろいろ種類はありますが、遮光カーテンになると種類が少なく、色柄の良いものは少ないようです。
カーテンの遮光機能というのは、色が濃いいことと、布地の厚さです。遮光カーテンと書いてあるのは、ブルーやピンクのように見えても、布地の中に黒い糸が織り込んであって、遮光機能をしています。ですからどことなく、くすんだ色合いになります。
筆者のお勧めは、まずサイズのたっぷりした普通のカーテンで、思いきり分厚いものを選びます。
それに、あとから裏側に遮光機能だけの無地の裏地カーテンを取り付けて二重にする方法です。これだと、色柄も好きなものを選べますし、裏地にする遮光カーテンは取り外しがききます。
もし予算が許せば、一番お勧めはコットンベルベットのカーテンです。かなり高いと思いますが、秋冬になればスーパーでも取り扱っているところがあります。
贅沢で柔らかい雰囲気になりますし、遮光効果も満点です。これに裏地カーテンを取りつければバッチリです。
遮光機能というのは色が関係しますので、ダークグリーン、ネイビー、ワインレッド、濃いアースカラーなどが良いでしょう。これらは、西の方位とも相性の良い色です。
遮光裏地カーテンは、なかなか店頭では売っていなかったのですが、最近では大手のスーパーでも取り扱うようになりました。通信販売などでもデイノスやニッセンなどでも扱っています。
さて、カーテンの話は済みましたが、今度は玄関が西に当たった場合が問題です。
これは風水師が秘中の秘、一子相伝などといって、相当なお金を積まなければ教えない方法ですが、何ということはありませんので、掲載しちゃいます。鏡を使う方法です。
まず、できるだけ大きな、床から天井まで届きそうな、姿見を買ってきます。
それを、玄関を入ってすぐの所に、でーん、と据えるのです。
つまり、あなたはドアを開けて入った途端に、自分の姿と向き合うことになります。とても邪魔で入りにくいし、笑っちゃうか、ブキミー、と思うか、それは知りませんが、ポイントは外界からの「気」をこの鏡が撥ね返しちゃう、という点です。
「西のお金の気よ、ストップ!戻れ戻れ」というわけです。そこをあなたが体を斜めにして遠慮がちに、ズリズリ、と通り抜けて行きます。太っている人は、これを機会にダイエットに取り組みましょう。痩せれば痩せるほど、出て行くお金の気が少なくなる、という按配です。
この鏡に関しては、香港のビルの風水戦争が有名です。悪霊が鏡を恐れるのかどうかは知りませんが、とにかく鏡、というところがポイントです。
とにかく、玄関を鏡で塞がれていては入れませんので、ぐるっと回り込んで部屋の中に入らなければなりません。
ですが、やり方によってはそれほど無理なくできる場合もあるでしょう。
どこの家でも、玄関を開けたら部屋の中が丸見え、というのは好ましくありませんので、暖簾を下げたり、それなりの工夫をしますね。それの発展形だと思えばいいでしょう。
もし分譲でしたら、いっそのこと工事をして、床から壁まで仕切りを作るのも一つの案です。
その上で、外側の一部に鏡を嵌め込み、部屋側は書棚として使うなど工夫すれば、一石二鳥です。
いろいろ言いましたが、ベランダと玄関が西と東の関係というのは、ある程度理に適っているのです。
この家相ですと、お金は貯まらないながらも発展運がありますので、いずれ成長して、次のステップへと踏み出してゆく暗示があります。
玄関が東・ベランダが西、というほうが、その逆よりも吉相です。若い人向きの風水相です。
がんばりましょう。
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