私はどうも男運が悪くて、という心あたりのある人、けっこう多いのではないでしょうか。
しかしどこがどう悪いのかは、何となく漠然としていて、このまま王子様を待ち続けて結局年を取ってゆくのか、それとも結婚を見限って自立できるような仕事を探してミを入れたほうが良いのか、迷っている方もいらっしゃることでしょう。
異性運、結婚運は、男性と女性とでは、少々見方が違います。そこで、女性の場合の男性運の見方を少し伝授することにします。
生年月日で判断する四柱推命や紫薇斗数などは、かなり勉強しなければなりませんので、ここでは何となく雰囲気だけで分かる人相、骨相のことを少しお話しします。そして、化粧、髪形などで少しでもカバーできるところはして、結婚するしないは別としても、良い縁に出会うような運命を切り開いていきましょう。
いわゆる、女の三権面という人相判断の方法があります。三権面とは俗に言う後家相です。次のとおりです。
○額が広すぎる
○頬骨が高すぎる
○口が大きすぎる
一つでも当てはまれば、あなたはかなり力のある女性で、社会的に活躍できる可能性があります。しかしそのぶん、残念ながら結婚には縁遠くなるかもしれませんね。
額とは、原則として頭の善し悪しをあらわす部位です。
上に広いのは専門性の深さ、横に広いのは守備範囲の広さを表します。タテヨコに広くてつやつやと美しい額は、博識で学問、芸術の才能の豊かさを示します。
しかし、広くても皺が寄っていたり、艶がなくて色がくすんでいたりするのは、頭が良くても才能を発揮しきれず、不幸になりやすい人が多いようです。
逆に狭すぎて陥没しているのは、どうにも頑固で自分の過ちを認めなかったり、思いがけず馬鹿なことをしでかす人が多くなります。
いろんな額のうち、女の三権面といわれる額は、女性としてはあまりに立派すぎる額です。男まさりの才能があることになります。
広い上に出っ張っていると、でしゃばりで、周囲の人を振り回してしまいます。出っ張っていてあまりきれいでない額の女性は、非常にわがままな方が多いのです。
広くてきれいでも、良いことばかりではありません。
良いか悪いかは別として、立派すぎる額は男性を凌ぎ、男女の陰陽の原理から外れるということでしょう。
額がその人のキャパシティ、実力を表すのに対し、頬骨というのは社会性を表します。
頬骨の出っ張っている女性は、自分から世間に出てゆく傾向が強くなります。積極性も十分です。
ハリウッド女優が、この頬骨の出ているのが必須条件だそうですが、アメリカ的な女性のタイプなのでしょうか。
頬骨が出過ぎているということは、どこかで男性を押しのけてでも活躍しようという傾向が強くなります。
口が大きいのは、俗に生活力があると言われます。
唇の形などでもいろんな判断ができますが、この場合はとにかく大きさです。
なぜ生活力があってはいけないのかといいますと、男性というのはもともと天の象ですので、ああでもない、こうでもないと理屈を練ったり、政治を論じたり、高い理想や信念を掲げて、実際はお酒を飲んだり、寝て暮らすほうが得意な存在です。心当たりはありませんか?
嫌になってしまう方があるかもしれませんが、どんな男性でも、その根は同じです。仕方ないから会社に行っているだけで、働く必要がなければ、自分から働く人はいません。自分から何かの活動する人は、夢の実現のためと言っていいでしょう。高級で、尊敬してしまいますね
女性は生活のために働きますが、男性は夢の為に働きます。ここが違うので、男性はたまに大きな事業を成し遂げますが、一般庶民の間では、女性の方が働き者です。
とにかく、良くも悪くも、額、頬骨、口が立派すぎる女性は、男性よりも能力があって、男性を押しのけて自分でやってしまったほうが早い、という行動に出る傾向があります。これは半分幸福で、半分不幸なことです。しかし、日本の社会では、女性が社会に出て自分を表現するには、まだ困難な縁があります。
肉体的条件から見ても、家族や周囲の協力を得なければやっていくことは困難でしょう。そこで、テクニックでもいいですから、適度に負けて男性を立てる人の方が、幸福をつかみやすいでしょう。
顔立ちをカバーするといっても、常に外部に出ている部分なので非常に難しいのですが、化粧や髪形で、あんまり立派すぎる部分を強調しないように気をつけた方がよいでしょう。案外、強調している人が多いですね。「欠点を魅力に変えよう」などという女性誌の特集でも読んだのかもしれませんが、風水からみるとあまり成功していないようです。
この方法で成功している人は、一般人ではありません。偏業(芸術家、宗教家、学者、技術者など)であるか、もっと古来からの、一番古典的な職業の女性などでしょう。
額の立派な人は、前髪をおろした髪形にしましょう。
頬骨の立派な人は、頬紅などであまりに強調するのは止めましょう。
口の大きい人は、あまりに赤い口紅で強調するのは逆効果です。
一般に、赤すぎる口紅は男性にも女性にもあまり好まれません。特殊な場合だけです。
ドーラン化粧、血のように真っ赤な口紅で引き寄せられてくる男性は、あんまり堅実な人ではないでしょう。一時的にパッと上向きになっても、良い運勢はあまり長続きしません。
最後にもう一つ、眼が大切です。眼の形についてはよく、眼尻が下がっているのは男性にだらしがない、と言われますが、そこまでいかなくとも、強く誘われると断りきれない、という傾向があるのはどうも一面の真実のようです。
しかし一番大切なのは、眼の光、眼光の強さです。ときどき、とても可愛い顔をしているのに、人をギッと睨む女性があります。これは怒って正面きって睨む時よりも、ちょっとした時に横目で睨む時によく分かります。こんな人は、よく人とトラブルを起します。
眼に「和気」が溢れていて、相手を包み込むような視線の人は家庭もうまくまとめていけますが、真っすぐマジな力強い視線を向ける女性は、あまり男性運は良くありません。これは抽象的でよくわからないかもしれませんが、シャロン・ストーンがよく、美人だけれど怖い女性の役を演じていますね。目線の演技も怖い女をよく表していてなかなかのものです。演じるヒロインも、あんまりハッピーエンドにはならないようですね。
化粧や髪型だけでなく、自分が人に与える印象、しぐさ、目つき、発声法、ことごとく研究してみると、また違った世界が開けてくるかもしれません。
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