台風怖い |
皆さん、久々ですがこんにちは。忙しさに紛れて、すっかり更新がおろそかになってしまっていますが、決して忘れているわけではありません。
このところ、筆者が関東在住の為、台風に関して、何人かの方からご心配のメールを頂いていますので、ご報告を兼ねて一文をアップさせて頂きます。
今年は関東は、台風15号、19号の直撃を受け、更に21号の豪雨と、一時はどうなることかと思いました。
とりあえず、私のところは大丈夫でしたが、他の方を全員確認したわけではありません。しかし、比較的に防災意識の高い方が多く、地勢に関してもよく学んでおられますので、元からの土地でない限りは、水没するような場所に住んでおられる方はない筈です。土地の選定は、基本のキですよね。
でも今回の降雨量だと、もしかしたら首都圏の被害はもっと大きかった可能性もあります。
なんだかんだ言っても、治水は少しづつ進んではいるのでしょうか。
私は九州生まれなので、台風は年中行事で、床上浸水も何度も経験あって、別に驚きませんが、関東直撃って珍しいと思います。今の住まいは二階なので、浸水よりも窓ガラスが心配で、雨戸はガタガタしないように隙間に発砲スチロールを挟んで固定、小窓は養生テープとガムテープ貼りましたが、何となく養生テープってあんまり意味なさそう。
とりあえず、これで秋晴れの日々になってくれるといいのですが、まだお天気不安定ですね。
昨年もお伝えしたかと思いますが、横浜から藤沢に引っ越ししてから、生活のしかたが少し変わったので、落ち着くまで少しかかりました。
藤沢もいいんですが、生鮮食品のネット宅配が使えないのがイタイ。
引っ越しの理由はいろいろあったんですが、生活環境を変えたかった+息子夫婦との行き来を便利に+吉方移転を狙ったなど、いろいろあります。
私もけっこうな年齢で、数年前に帯状疱疹が出たのをきっかけに、あんまり無理しないようにしてはいます。しかし、私が少し体調崩したのとほぼ同時期に、息子の嫁に健康問題が浮上したり、実家の親御さんが入院されたりが重なりました。重なる時は重なるもんです。それで、もう少し身軽に動けるようにしておこうと思ったのも、引っ越しの動機です。
幸い、今は全員、すっかり元気になって、家業に復帰しており、筆者なんか快食快眠快便(笑)の絶好調。体が資本と再認識し、地元でスイミングスクールに入って、ガンガン泳いでます。
やっぱり泳ぎだすと、目に見えて体力が回復しだしたのを感じます。
スイミングスクールに入るのは、実はこれで3回目なんですが、どうも前はタイミングが悪くて、環境に恵まれませんでした。
私は方位に関しては、引っ越し以外はほとんど気にしないんですが、最初に入ったスイミングスクールでは、私が居たレッスン中にナント、隣のコースで死亡事故が発生しました。それは主に、運動量と会員の健康状態に関わる問題だった為、その後急に、レッスンの内容がガックンと落ち、上り調子だった私は、不満でスクール変わりました。その後もどうも、雰囲気のよくないスクールで、今回はやっと落ち着いて泳げています。
湘南ということもあり、水泳やサーフィンが盛んで公営プールも多いせいか、レッスンの内容も充実しているようです。
ああいうのは比較的にお歳を召した方が多く(自分もか)、しかも高齢なのに頑張る方が多いんですよね。今のスクールは、最高齢85歳の男性だったかな。しかし水泳って、メリットも多いけど、決して安全とも言い切れないところがありますから、頑張っていい人といけない人があるとは思います。入会時の健康チェックも厳しいです。私は根が健康ですし、五行が完全な水性人間ですから、適度に頑張ります。
地元にはシニア向けのサーフィンスクールもあって興味津々なんですが、色気を出していたら、息子夫婦に強く止められてしまいました(笑)。まあそりゃそうだろうと思いますが、私ってけっこうバランス感覚いいし、ああいうの好きなんだけどなあ。
ただ、若い頃に海に親しんでいなかったので、海は今更って感じですかね。福岡の海辺で育ったのはいいんですが、あの付近って玄界灘に面してるので、海はけっこう危険なんですよ。
いちおう海水浴場は、あるにはあるんですが、遊泳可能区域が非常に狭く、しかもそれがしょっちゅう移動するし、天候によってはそれも当てになりません。
弟と二人でよく海水浴場に行っていましたが、突然、冷水域と温水域の壁が出来ている場所に入ってしまい、冷水域にいきなり半身を突っ込んでしまって、足が攣って怖い思いをした経験が何度もあります。暖流と寒流の交わる水域なので、魚の種類は豊富なんですが、泳ぐのは怖い場所です。今はもっと調査が進んで、海水浴場も合理的に設定されてるといいんですけどね。
まあこれから、住まいのほうはどうなるか分かりませんが、とりあえずは吉方移転出来て、家相や環境もまあまあなので、落ち着いて頑張れそうです。
サイトのほうも、自分なりにいろんなアイデアを実現しようと、頑張ってはいます。果たしてそのうちの何割が実現するのか?というのが欠点ではありますが、アイデアがありすぎて、やや取っ散らかりがちという、これは私の昔からの特質ですので、ご容赦を。
とあるタワーマンションの構造 |
都市型の災害で今回話題になったのは、川崎のタワーマンションです。
この地域は少し特殊な状況なので、だいぶ前から話題になっていましたが、もともとタワーマンションって、だいたい太極抜けの構造が多いので、風水学的にははじめっから凶相なんですよね。
鑑定依頼にはたまーに来ることありますが、それは当人のライフスタイルの問題なので、ドライに間取り選びのお手伝いだけすることにしています。
何が何でもタワーマンションの上層階に住みたい、という人に、「風水学ではこうです」なんて価値観押し付けたってしょうがありません。
私は12階建ての普通のマンションの中層階ぐらいしか住んだことありませんが、これからはほどほどの郊外で、しかも高台にある、低層階のマンションがいいかな、と思ってます。ただ、低層マンションは数が初めから少ないので、探すのは大変かも。
それにしても、この10年で東京23区のタワーマンションの住民人口は、倍増。
2005年の19,8万人から、2015年に46万人だそうです。
私なんか、あの長ったらしいタワマンの名称聞いただけで、「うわー、これをいったい何回、書いたり言ったり、入力したりしなきゃならないんだ!」とそこからメゲてしまいます。
人の名前と同じく、建物名も、画数多すぎ、文字数多すぎは凶!…と言うか、現実的に嫌です。
地震でもあったら、目の前の本やPC機器が突如、凶器と化して宙に舞う様が浮かびます。急いで逃げようにも、階段…その後の停電と断水考えたら、もう地獄です。
タワーマンションは住むには不適当な物件で、よほど特殊な状況でない限り、普通は商業ビルでいいと思います。タワーリングインフェルノの現代版、出来ないかなあ。
江戸川区ハザードマップの表紙 |
「ここにいてはダメです!」
これには驚きましたねえ。江戸川区のハザードマップの小冊子の表紙です。
担当者が思いを込めたデザイン(?)だそうですが、今回の台風に備えて、ではなく、今年の5月から配布を始めたものだそうです。
もともと、江戸川区は面積の7割が海抜よりも低い「ゼロメートル地帯」なのは、周知の事実です。
関東の国づくりは、利根川はじめ、荒川、江戸川など大河川の治水がキモであり、今もそれは続いている、ということなのでしょう。
水運史から世界の水へ |
今上陛下が本年4月に徳仁親王の名前で上梓された、「水運史から世界の水へ」でも、データと共に触れられていることですが、極端とも言える集中豪雨が頻発するようになったのは、世界的な傾向です。米国などは日本よりも更にひどく、水害に加えての大規模な山火事が少ないぶん、日本はまだマシ、という気もします。
アマゾンの森林火災も凄い規模だったようですし、もう地球規模でいろんな状態が変わってきた今、私たちも自衛策は常に講じておかなければ、と思います。
関東は今回、八ツ場ダムがギリギリで完成していたとか、首都圏外郭放水路という、別名「地下のダム」「地下神殿」が存在していたお陰もあってか、首都水没からは免れました。
しかし、江戸川区ハザードマップの担当者の、言いにくいことをハッキリと告げた、という、役人らしくない勇気には敬意を表したいところです。
ハイパーレスキューの救助ヘリで落下事故
東京消防庁の救助ヘリ |
こんなところで槍玉にあげるのは、関係者に気の毒なのですが、各国で災害時によく活躍している救助ヘリ。
台風19号で被災したいわき市に、東京消防庁が出動しました。その救助活動中に、ハーネスのフックをかけていなかった為、ヘリに乗せようとした時点で救助対象者を落としてしまった、という事故…いやこれは事件と言っていいかもしれません。
当日、ニュースを見ていて、ええっ!そんな気の毒な!落ちた人やその家族も気の毒だけど、落とした隊員も責任重大で気の毒だなあ、ヒューマンミスってどうしたってゼロにはならないし…と思いつつ、いろいろ状況を探っていたら、なんだか同情できなくなって来ました。
youtubeで、ニュースとは違う角度で映した動画がアップされていたので、仔細に見ていたら、これはフックを付け替える時に誤って、ではなく、最初っから全くフックがかかっておらず、上げ始めの時点から、腕だけで支えているではないですか。もう、ヘリに近づいた時点で、半分落としかかっています。これは関係者が何人も、マニュアルを守っていなかったとしか思えません。
更に検索していたら、
「災害現場を空から救助するヘリコプターの名手達」~東京消防庁エアハイパーレスキューのすべて~
というべた褒めの特集記事が出てきたのには、これは苦笑い。
しかし筆者はこの事故を見ていて、個人的に感じることがあります。
武道の後輩に、ハイパーレスキューの訓練を受けた消防士がいて(東京ではない)、話してくれたことがありましたが、あの訓練は想像を絶する厳しさなんだそうです。
余りに辛くて、本気で声出して泣いても、それでも許して貰えなくて、ますます泣けたとのこと。それって、「フルメタル・ジャケット」ぐらい?と聞いたら、映画見ていないとのことで不明でしたが(笑)、60キロの荷物背負って全力疾走とか、ハンパじゃないんだそうです。
長年、武道界など見ていると強く感じることですが、日本はまだまだ、根性論の根強いところがあって、これでいいのか?もっと合理的にやったほうがいいのでは?と思うことがしばしばです。
もしかしたら、フックなんか無くても、腕力でいっちゃいなよ!何の為に鍛えてんだよ!みたいな空気が無ければいいのだが、と心配になります。
もちろん、根性出さなきゃあ、何にも出来ないのは当たり前です。
マニュアルに頼ってばかりいてはダメなのも、当たり前です。
でもそれって、マニュアルにあるようなことは、当然出来た上のことですよね。
根性とか体調とか気分とか状況に、左右されてはいけない部分だから、マニュアル化されている筈なのです。手順が分からない人がマニュアルを見て、というようなものではありません。でも、妙なところで根性論が幅を利かしてくると、常識が通用しなくなってくる場面もあります。
少し状況は違いますが、例えば道場で試合の前日に飲み明かし、ほとんど寝ないままに、根性でそのまま大会に臨んでいるグループがあるとします。付き合いがいいので、いろんな世話役も買って出てたりします。
その一方では、体調管理を第一に考え、前日は疲れないようにして早く就寝し、当日は早起きして軽い稽古で体を慣らしてから、余計な雑用は背負わずに、集中して試合に臨むグループがあります。
そりゃ、根性論のほうは負けますよ、当然。
人間的には前者のほうが好感持てるかもしれません。でも勝負の世界は結果で評価されますから、良い悪いは抜きにして、これって果たしてどうなの?という悔いが残ります。
これが更にシビアな人命救助という場面になり、災害できつい出動が続いてフラフラで、それでも救助に向かう時があるから仕方がない、とか言っても言い訳になりません。
まともな仕事が出来ない状態で、現場に行くのは根性ではなく、ただの無謀で愚かな行動です。無理をしてはいけない、と言ってる訳ではなく、無理せざるを得ない場面は当然あります。しかし、それが常態化したら、手順やマニュアルが崩れに崩れ、ミスの乱発になるのは必至です。
普段がきちんとして、合理的な手順を守れているからこそ、無理せざるを得ない場面でも何とかこなせるのです。上層部の考え方の問題かもしれませんが、今回の事故は、弁解するより前に、何故こういう事態になったのか、よく考える必要があるのではないでしょうか。キミのことだよ!youtubeで弁解してる消防士!
根性世代であり、なおかつ、ほとんど運と根性だけで生きてきているような筆者が、真剣に思っていることです。これじゃあ、いろんな点で外国に負けますよ、マジで。
この問題に関しては、youtubeでもいろんな人の意見が出てきているようなので、皆さん、自分なりに考えてみて下さい。
地球規模で気象が変わってきているので、今回の災害は特別な事ではなく、今後も続くでしょう。少々の停電や断水は、自分で乗り切れるぐらいの備えは必要です。
気象庁の仕事も重要なので、「庁」ではなく、「省」に格上げして、もっと予算をつけたほうがいいと思います。NHKの巨額の予算と対照的ですね。
いろいろとお伝えしたいこともあるのですが、今、自分なりの、割と重要な計画に取り掛かっており、けっこう新しいことを試しています。
出来ているぶんでの、最近の自分なりのヒットは、「運勢サイクル分析」で、年運と月運を観る方法を作り上げたことです。少し検証してから、今夏から鑑定メニューに加えたのですが、十二運に空亡を加えると、空亡の影響がどう変化するのか、今までの謎が解けた気がして、けっこう自分で感動しています。
空亡と十二運がどう組み合わさるのかって、六十干支ですから、当たり前と言えば当たり前な話なのですが、整理の仕方はオリジナルです。
占いっていろんな要素があって、それぞれ役割があるのは理解できても、全部バラバラにいろんな事を見ているので、結論がサッパリ分かりませんよね。それを見やすい形にルーティン化してみたら、今まで曖昧だった事が、とてもスッキリと分かりやすくなったのです。
これを、九星でやっていた時にはどうもうまくいかなかったのが、十二運を使ってみたら、空亡とのマッチングがピッタリきて、いろんな謎が解けた、ということです。こういうヒントって、目の前に転がっていても、気づかない時は気づかないし、もちろんそんな本も無いしで、良い使い方が見えてこない。ところがある日、ひょこっと出来ちゃったりするのが面白いところです。
TAO流バイオリズムMIXの補足として作ったのですが、実用性ではこれがピカイチかも。
実はこれ、引っ越しで荷物を整理した後、一番長く持ってるデータ蓄積用のバインダーノートを、何となくペラペラめくってた時に浮かんだんですよね。
まだパソコンが普及してなくて、手書きで一生懸命に命式や流年を計算してた時の遺産ですから、30年以上前からのノートです。
紙はだいぶ茶色くなっていて、挟んであったメモを取りだしたら咳が出ましたけど(笑)、あの人の生年月日いつだっけ?というのも、全部この中にありました。中には既に故人となった方もチラホラ…。
自分と家族が、いつどこに居て何をしてたか、引っ越し時期とか干支の巡りも、全部この中にあります。だいたいいつごろ、では検証にならないので、このデータがどれだけ大切か、運命学に関心を持つ方なら、お分かりだと思います。
引っ越しがけっこう多いので、何度も持ち物の大粛清に遭遇した筈です。それでも、このノートがまだ手元にあって十分に生きていたのは、単純な話で、ひとえにノートじたいが可愛くて、手放すのが惜しかったからです。まあ見てやって下さい。
愛用の布表紙のノート(B5) |
リヒトの製品で、「リヒト JASON NOTE」というロゴが入っています。新宿の紀伊国屋で見つけて、その時の私には、少し財布に厳しかったのですが、即座に購入を決めたのを覚えています。
薄く起毛した布表紙の周囲をビニールでフチ取りしてあるだけのものですが、けっこう使い込んだのに、どこも傷んでいません。
余りに長く手元にありすぎて、このノートが本棚に無いという景色が想像できません。
今こういうものを欲しいと思っても、味気ないデザインの量産品か、変に凝ってるけど作りの怪しい中国製ばかりです。何度アマゾンで、ノート買っては捨てたやら。昔は大手メーカーも、こういう製品を作っていたのですね。
こう見てくると、なんだかステーショナリーって予想外に大事だな、という気がしてきます。これが二束三文の安物とか、100均のものだったら、たぶん既に、手元にないと思います。中のデータも、どうなったことやら。
アイデアや企画ノートは、中学生じぶんぐらいからのが、ずっとファイリングして残っていますが、中身だけです。
私はあんまり物持ちのいい方ではなくて、本なんか数千冊スキャンして捨てました。でもミニマリストとか言うのは嫌いで、断捨離とかわざわざ言わなくても、使いやすいように整理するだけの事だと思います。
こんな昔のノートが、今こんなに貴重になるとは、思ってもみませんでした。まだ独り立ちしておらず、勤めながらもいちばん勉強していた頃のものなので、また使おうと思います。
作文やら絵やらアルバムやら、子供時代のものから取ってある人って多いと思うのですが、やたらに捨てないほうがいいですよ。
家では、またお魚ちゃんを飼おうかどうしようか、検討中。コリドラスマニアなんです。
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「2019年10月27日記」
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