風水学講座：目次

27クラブ～ジム・モリソン～

ジム・モリソン（James Douglas "Jim" Morrison）

誕生時データ	死没時データ	五行配分	特記事項
1943年12月8日 アメリカ、フロリダ州	1971年7月3日 （27歳7ヵ月）		大運変化 72～73年
三碧木星・癸未 四緑木星・甲子	辛亥年、甲午月	忌神＝金 喜神＝水

筆者はドアーズのことをあまり知らなくて、ジム・モリソンが人気があることと、これがヒット曲、と言われてやっと分かる、という程度なので、ほとんど白紙の状態で分析をしました。
写真を選ぶのに、みんな故人ですから、できるだけ初々しい感じの、良い写真を使いたいと思い、ずいぶん探しました。でも、ジム・モリソンの写真って、全部怒ったような顔してますよね。なんだか小学生の男の子がむくれてるような（笑）。
このページの写真、いいのかどうか分かりませんが、やっと一枚、微笑んでるのを見つけましたが、かえってジム・モリソンらしくなかったかも。

そして分析していたら、何だかグラフが他の人と違う…というか、妙な感じなんですね。みんな、ある程度の上下動があって、落ち込んでる時は悩んだり頑張ったりしますね。
そして、総合点がマイナスに落ちてる時は、やはりそれなりの苦労があります。ところが、ジム・モリソンはほとんどマイナス領域に落ちない。これはもの凄く運がいいのか、それともグラフが当たっていないのか、又はデータが間違っているのか。

一方、命式を見たら、すごく強い命式なのですが、日干が「庚」。そして経歴を読んでみて納得しました。日干・庚の人は、幼少期の教育や家庭環境で、ほぼ決まってしまい、後から修正が効かないのです。おまけに本命も43年の三碧木星。
この星周りは、竹を割ったような真っ直ぐな気性で、その代わりに誤魔化しが効かないし、カンがよくて、それをあからさまに出します。同い年の人と結婚していたので、共通点があって何となく分かります（笑）。そこがよくて結婚してたんですけどね。
どうりで、写真がむくれた小学生に見えるわけです。数々の奇行も天然なので、その為に熱心なファンが後を絶たないのでしょう。

詩を書いていたそうですが、「10代で詩を書き、20代で小説を書き、30代で脚本を書く」、と言う言葉があります。詩は少年の感性を失わずにいなければ書けないし、逆に脚本は大人の冷徹さと第三者の目を持たなければ書けない、ということです。
永遠のアイドル、ジム・モリソン、彼の不幸は幼少期の家庭環境、それだけです。細かいことを言う気はありませんし、27歳という数字も、関係ありません。
日干・庚のお子さんをお持ちの方は、よく覚えておいて下さい。その子は後から修正が利きませんので、幼少期に善悪の区別と躾をしっかりしないと、必ず後悔します。

カート・コバーンへ